チェルシーはなぜ3バックなのか。
コンテよ、3バックはチェルシーっぽくないだろ。
そう、元来のチェルシーファンである私は、ルソー→ブリッジ→アシュリーコールの時代がとても好きだった。
※拙者は、左サイドバックが地味にすごいのがチェルシーだと思っている。
取り合えず、ボールをドカンと前へ蹴って、いかついFW(ハッセルバインクさん、グジョンセン、ドログバ兄さんなど)が競り、落ちたボールをランパードが拾う。ミドルなり、サイドに展開も。
なんともダイナミックな4-4-2(もしくは、4-3-3)のサッカーであった。
なぜチェルシーに惹かれたのか。
たぶんだが、
日本で見れないサッカー
だからだ。
※強いて言えば、ワシントン・ポンテがいた浦和レッズ。
だが、それは、2006,2007シーズンのみだった。
だが、コンテチェルシーは往年のオラオラサッカーではない。
まさかの3-4-3である。
おいおい、4バックじゃないと守れないだろと思わないでしょうか。
地元記者は何を思ってるか?
UKの地元記者はこのようにいっている。
Conte’s 3-4-3 is a response to the strengths and weaknesses of the squad he has inherited: a shortage of defenders, quick and mobile attackers, and perhaps the Premier League’s most energetic midfielder in N’Golo Kante.
コンテの3-4-3は、チームの強さと弱さに合わせた戦い方だ。
弱みとは、ディフェンダー・機動力のあるフォワード不足。また強みとは、プレミアで一番スタミナのあるカンテというミッドフィルダーがいることだ。
ふむ。確かにそうだ。
対人に強いのはケーヒルのみだ。
テリーやルイスやイバノビッチ(衰えた)、ズマは体はあるが、1対1は強くない。
また、FWはコスタや、バチュアイなど大型FWばかり。
それを補うのは、周りの選手。
コスタの周りには、天才アザールやペドロ。
3バックの周りには、神カンテや、俊足モーゼス、長身マティッチなど。
まとめるとつまり、3-4-3の信奉者でなく、単に
チーム員の最適な配置を考えた結果
だったんですね。
そうだ、ペップもバイエルンで、
筆者はこう締めくくる。
And so whether it succeeds or fails, the 3-4-3 is merely the latest page in football’s rich chronicle of call and response, revision and counter-revision: a game that winds and wanders, but steadfastly refuses to stand still.
成功しようがしまいが、3-4-3は、フットボールの最も新しい歴史となる。
サッカーの進む道がいかに、曲がりくねったり、横にそれたりしても、断固として、留まることが許さない競技なのだ。(拙者完全意訳w)
3-4-3がというより、2016年コンテチェルシーの3-4-3は歴史に残るんでしょう。
つぶやき
愛するチェルシーが、勝ちまくるのは、とっっっっっっってもうれしいのだが、
我が魂、テリーが3バックだとスピードが足りないため、出場できないのが唯一の心残りである。
完